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スポーツと年齢の話①
ゴーパンダジムでトレーナーもやっている
プロボクサーの藤井 貴博(ふじい たかひろ)さんは
35歳になりますが、総合格闘技(Mixed Martial Arts(略称:MMA))に
挑戦しています👊
藤井選手が運営するYouTubeチャンネルはこちら↓
https://youtube.com/@user-em2cu6bv6j?si=HGagY_12aMI1Ambh
ちなみに“総合格闘技とは”で検索してみると……
「パンチ、キック、投げ技、固技(抑込技、関節技、絞め技)などの
攻撃法を駆使して勝敗を競う格闘技の一つ」と出てきます。
1ラウンドは5分らしいですね。
パンチだけでなくてつかみ合ったり、
おさえつけ合ったりするので、
体力的にもかなり過酷な競技だと想像します……
藤井選手にトレーニングを教わっていた時に、
「MMAの試合中はずっとトレーニングで追い込んでいるみたいな状態」
と言っていました。
すごく分かりやすい表現ですよね。笑
トレーニングで筋肉追い込んだ経験がある人なら、
想像しやすいと思います。
もう動けない!ってくらい筋肉に負荷をかけている状態で、
さらに殴られたり、締められたりするわけですね……💪苦笑
そんな過酷な競技に挑む藤井選手は35歳。
スポーツの世界で35歳というとどういう印象でしょうか?
笹川スポーツ財団がWEB上で公開している
オリンピアンの平均引退年齢が調査されている資料によると……、
“回答を得た432人の引退平均年齢は29.9歳で
男性の平均は31.1歳、女性の平均は26.9歳であった
最年少は男女とも18歳で、最年長は男性が70歳、女性が54歳であった。
18歳で引退した競技は「自転車」、「体操」、「水泳」、「スケート」と複数の回答があり、
一方の最年長者は「サッカー」でシニア部門の大会まで現役を継続したと考えられる“
と、記載がありました。
あくまで複数競技の平均・最大・最小の数字であり、
オリンピアンという限られた範囲での調査ですが、
この数字について皆さんはどう感じるでしょうか?
国内におけるMMAの情報をまとめているWEBサイトにも、
勝率と年齢の関係など興味深い情報が掲載されていました。
おもしろいので興味がある人は読んでみると良いです。
DATA MMA:
https://data-mma.com/blog/mma-age
ここまで、スポーツの世界における年齢について
少し見てきたのですが……
年齢のせいにはできない。笑
と改めて思いました。
当たり前ですけど、年齢を重ねると身体の機能は落ちます。
悪魔や鬼と取引でもしない限り、これは仕方のないことですね。
生き物が死ぬのは確実で、多くが急に死ぬわけではなく、
徐々に衰えていって死ぬわけなので。
ただ、30歳や40歳で「年取ったから~」というのは、
たぶん違うんでしょうね。
たぶんそれは、ただの運動不足!!
プロのレベルでなくても、
街の体育館とかで40代や50代の人が
バリバリ運動しているのを見かけますしね。
そうは言っても、
筋肉痛が2日後にくるようになったよ?
という声が聞こえてきますね。
そもそも、筋肉痛ってなぜ起きるのでしょうか。
「筋肉が傷ついて回復させている状態?」
これくらいの認識は持っている人が多そうですが、
もう少し解像度を高めてみていきたいと思います!
Table of Contents
筋肉痛ってなにがどうなっているの?
辛い筋肉痛を癒すための塗布剤やシップを販売している
大手の医薬品・医薬機器メーカーが記事を出しているので、
その情報を整理していこうと思います。
筋肉痛の種類
正式名称は「筋・筋膜性疼痛症候群」というそうです。
運動後に痛みがくる:遅発性筋肉痛
運動中に痛みがくる:早発性筋肉痛
2種類の症状に分けられるようです。
遅発性の筋肉痛の方が、
皆さんも普段感じているであろう、
いわゆる「筋肉痛」ですね。
今回はこの遅発性の筋肉痛について調べてみます。
筋肉痛の原因には諸説ある??
諸説あり!の案件のようです。
人間の身体って本当に不思議ですね。
原因が明らかになっていないことがまだまだたくさんあります。
諸説その1 筋繊維の損傷と炎症
筋肉が多くの繊維で成り立っていることは周知の事実です。
トレーニングにより、この繊維に負荷がかかり、
少しずつ損傷が生じていき、炎症反応が起こります。
炎症反応が起きているときは、ヒスタミンが放出されています。
(花粉症の時期、運動後に花粉症の症状が重くなるのも、
このヒスタミンの放出が関係あるんですかね?)
ヒスタミンにより血管拡張・発熱・腫脹・疼痛が引き起こされます。
筋繊維自体は痛みを感じませんが、ヒスタミンによる効果で、
部位(付近?)が痛みを感じているんですね~。
(ヒスタミン以外にも、セロトニン・プロスタグランジンなどの
痛みを起こす刺激物質も生産されているという記事もありますね)
損傷した部位に免疫細胞やタンパク質等が集まり、
損傷の回復が促進されるそうです💪
諸説その2 普段は感知できない痛みを感知できている
筋繊維は損傷していなくても、
筋肉の疲労により神経過敏になった結果、
筋肉痛が引き起こされるという新説もあるようです。
筋肉が疲労することで、筋繊維の細胞膜が持つ
気体や液体やイオンなどを透過させる性質に異変が起こり、
本来は細胞膜から出ないはずの、筋肉の損傷に反応する酵素や、
酵素を運搬するタンパク質などの物質が血管に入ってきます。
すると、組織内ではブラジキニンという発痛物質が分泌され、
発痛物質が筋繊維に作用すると神経成長因子NGFを作らせるなど
様々な反応が起こり、感覚神経の感度を高めて神経過敏となり、
普段は感知できないような痛みにも、
敏感に反応してしまうようになるそうです。
ホンマでっか!な説ですね!
諸説その3 乳酸が原因?
これは古い説のようです。
運動して発生する乳酸が筋肉中の毛細血管に長時間残存し、
これが筋肉への酸素供給を阻害して鈍痛を引き起こす説があったようです。
この説は矛盾が指摘されているらしく、
今では否定されることが多いようですね。
ただ、この「説が信じられていた時がある」ということが大事ですね。
諸説1・2についても今後否定されてくる時代がくるかもしれません。
今回はなんとなく理解していた筋肉痛
について解像度を高められるように調べてみました。
次回以降で対処法についても、調べていってみたいです!
いかがだったでしょうか?
健康には適度な運動の継続が大事!!
ジムで身体を動かして、健康になる習慣を身につけましょう🐼
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