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”呼吸”の力について考えよう②

2022.11.27

前回は呼吸の力について知るために、
そもそも呼吸がどのような仕組みで行われているのか?
身体の作り方について考えてみました👀

”呼吸”の力について考えよう

今回ももう少しだけ、
“呼吸”という生命維持活動が
どのように行われているのか?👀
身体の仕組みについて見ていこうと思います!

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さて、呼吸が浅くなると脳から「もっと呼吸しろ!」
という命令が発信されて吸息筋が活発になる、
と前回の投稿で記載しました。

姿勢が悪いと呼吸が浅くなってしまうので、
正しい姿勢をキープして呼吸が正常になるようにしよう
という文脈で考えていますが、
それ以外にも、恐怖体験をしている時などは、
呼吸が浅くなっていると思います。

小説なんかであれば、
「息をするのを忘れた」
「はっと息を呑んだ」
などと表現されますね。

こちらの本を読んだ人はいますか??👀

↓↓

『変な家』

30万部突破のベストセラーになっている本です。

2021年の発売から人気で、
今年になって『変な絵』という、
同じ著者による第二弾が発売されました。

単純な幽霊が出てくるようなホラー作品ではなく、
意味が分かると怖い話系の徐々にゾクゾクしてくる作品でした。

思わず鳥肌立てながら
浅い呼吸になってしまうので要注意です……。

さて、本題に入っていきます~!!
深呼吸して始めていきましょう💪

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人間の身体を支えている筋肉

頭部の重さが4~5kg
いちばん上にあるこの重量を支えて、
なおかつ二本足で立てるような構造で
人の身体は作られています。

骨だけではグラグラとしてしまい、
ただ何かによりかかって立っているだけならまだしも、
動くような動作はできないでしょう👣

そのために、筋肉ががっしりと骨格を支えるように
位置づけられています。
これを抗重力筋と呼ぶそうです。

抗重力筋の中でも特に重要なのが、
脊椎を支える脊柱起立筋と、
腹圧を維持して脊椎をまっすぐに保つ役割を担う
腹筋群(とくに腹横筋)です。

この2種類のインナーマッスルが拮抗して
バランスを保つことで、正しい姿勢をキープしているのです。

さらに、この2種類の筋肉は
姿勢を保つだけでなく、
どちらも呼吸に深く関わっているのです。

腹横筋と脊柱起立筋が作用しあうことで、
“息を吐き切る”ことと“胸郭を広げて大量の息を吸い込む”
ことを可能にしているのです。

身体を支える筋肉と
呼吸を支える筋肉が共通しているんですね。

いかがでしょうか。

なぜ姿勢を綺麗に保つことで
正しい呼吸を行えるのか?ということについて、
なんとなくのイメージから
具体的なイメージに変わったのではないでしょうか。

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肺は衰える!呼息筋を鍛えておこう!

肺が勝手に動いて呼吸をするわけではない。
これは今までの話で理解していただけていると思います。

筋肉の動きにより、肺の収縮を手助けし、
呼吸を行っているという話でした。

ただ、肺が全く自分自身で動けないかといえば、
“全く”ではないようです。

肺はゴムのように弾性を持っているらしく、
広げる時には筋肉が引っ張ることで拡張されるのですが、
縮む時にはある程度、その元に戻ろうとする力で
縮んでいくことができるようです。

ところが、ゴムが経年劣化で弾性を失っていくように、
肺も年を重ねていくと、劣化していってしまうようです。

広がった肺が元に戻りづらくなるということですね……。

そんな時に必要となるのが、呼息筋です。

主に腹横筋が肺の収縮を手助けし、
肺から空気を押し出します。

肺自体の劣化を防ぐことは
現代でも難しいそうですが、
サポーターとなる周囲の筋肉を労わることはできます。

普段の姿勢に気を付けることで、
肺の機能が衰えるのを防ぐようにしてみましょう!

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呼吸は感情によっても変化する

筋肉の動きによって呼吸を行っていることを確認してきました。
とはいえ、大元となる筋肉の動きを司っている器官はどこか?
当然、脳になります。

脳の中でも複数個所が呼吸には関わっているようですが、
その中の一つに“偏桃体”があります。

偏桃体は恐怖や不安、怒りなどの
感情が生み出される場所です。

そのため、感情によって変化する呼吸、
“情動呼吸”に関わっているという説があるようです。

苦手な上司の前で呼吸が浅くなる、
満員電車でいつの間にか息を詰めているなど、
心当たりがある方もいるのではないでしょうか。

研究の結果でも、
不安度の高い人ほど呼吸すうが増加している
というデータが報告されているらしいです。

つまり、呼吸は姿勢などの外的な要因によっても
大きな影響を受けるのですが、
同じくらい感情という内的な要因によっても
変化してしまう、非常にデリケートな活動のようです。

🧠💪🧠💪🧠💪🧠💪🧠💪🧠💪

2回に渡って呼吸が行われている時の、
身体の仕組みについて考えてきました。

次回からは正しい呼吸の仕方や正しい呼吸による、
パフォーマンスアップの具体例について
見ていきたいと思います!!👀

🧠💪🧠💪🧠💪🧠💪🧠💪🧠💪

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