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”呼吸”の力について考えよう③

2022.12.15

前回までは身体の使い方と呼吸方法の
つながりについて考えてきました。

”呼吸”の力について考えよう②

今回はトレーニングにより、
呼吸に関わる身体の機能がどう変化しているのか?
見ていきたいと思います👀

こうやって呼吸について改めて考えたり、調べたりしていると、
日常の中でも「呼吸」という言葉に反応しやすくなりますね。

力士, 運動選手, 競争, レスラー, スポーツ, 戦い, 太りすぎ, 相撲

バラエティにもよく出ている貴乃花親方

相撲界とは色々ありましたし、
けっこうバラエティ番組でユーモアを発揮していますが、
ものすごい力士なんですよね💪

力士自体が超人なのに、
その中でトップなんですから、
スーパーマンです。

そんな超人達の戦いは、スポーツではなく神事だな~と思います。
(神事なのに「優勝」っていう表現があるのがすごい違和感なんですけどね……)

「スポーツじゃないよな~」
と一番感じるのが立ち会いです。

「よーいドン!」
の合図で始まったり、
ゴングが「カン!」と鳴らされたり、
分かりやすい開始の合図があればいいのですが、

相撲の場合には、
向き合う両者の呼吸がピタッとあった瞬間が
開始のタイミングなんですよね。

こんな競技(競技じゃないけど)があるかね。笑
呼吸が合わなければやり直しって、どんなルールですか……。

相撲“道”という意味合いが強いことを強く感じます!!

 

「持久的な運動で心肺機能が向上する」は本当?

マラソンや水泳など持久的な運動を行うことで、
「心肺機能を高めることができる」というイメージは一般的かと思います。

ただ、正確にはこの表現は違うらしく、
肺の機能というのはほとんど向上しないそうです。

肺そのものではなく、横隔膜などの肺に関わる
筋肉の力の発揮が大きくなり、
より多くの空気を取り込めるようになるという可能性は考えられます。

ところが、肺の中にある“肺胞”という、
酸素を血液中に取り込む場所の機能は、
運動を継続していたとしても、
大きく向上することはないそうです。

ようするに、体内へ入る酸素の量は
持久的なトレーニングをしても増えないのです。

それでは、心肺機能と言いますが、
肺ではなくどこの機能が向上しているのでしょうか。


心肺機能の向上=心臓の〇〇〇が大きくなっている

心臓が1回拍動したときに送り出される血液の量を、
一回拍出量というそうです。

👀!!
そんな単位の名前があるんですね……。

運動により、一回拍出量が大きくなります。
心臓の左心室の容積が大きくなることで、
血液を多く溜められるようになり、
それが心臓の拍動で押し出されるため、
一回に出て行く血液の量が増える仕組身です。

一回の拍動で流れる血液の量が多くなると、
その血液に乗って、身体中に送られる
酸素や栄養素も必然多くなります。

同時に老廃物の除去も、
大量にできるようになります。
=筋肉の疲労も軽減しやすくなるのです。

 

一回拍出量が増えると、
心臓も無駄に働かなくていいことになります。
心拍数の上昇が抑えられるので、
より長く運動を続けられることになるのです。

 

「心肺機能の向上」と一口に言っていますが、
細かく見ていくと、心臓の左心室の容積が大きくなっている
ということができるんですね。

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心肺機能の向上=体中の〇〇〇〇が増えている

持久的な運動をしていると、体の隅々まで
栄養が届けられるようになっていきます。

何によって届けられているか?
もちろん血液によってです。

そう、血液を身体の隅々まで届けるために、
毛細血管が増えることが確認されているそうです。
(血管新生と呼ぶそうです)

※血管を生成することに関わる
VEFGという糖たんぱく質の分泌が促進されて、
毛細血管が増えるそうです。

体中の筋肉に届けられる酸素や栄養素が増えるため、

持久力が向上していく
≒心肺機能が向上していると表現している

ということですね。

 

酸素でエネルギーを作る〇〇〇〇〇〇〇が増える

正解を先に出してしまうと……、

呼吸によって取り込まれた酸素や、
体内にある脂肪をつかってエネルギーを作る器官なのが、
ミトコンドリアです。

持久的な運動を繰り返していくと、
このミトコンドリアが増殖することが分かっているそうです。

※PCG-1αという物質が運動によって
刺激を受けて活性化されることでミトコンドリアが
体内で生成されていくそうです。

エネルギーを作るミトコンドリアが増えれば、
それだけ楽に身体を動かすことが可能になります。

長く力強いトレーニングにも耐えられるような
身体に変わっていくのです。

呼吸によって得た酸素も効率よく使えるようになる
≒心肺機能が向上していると表現している
ということですね。

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今回は……、
トレーニングを行うことにより、
呼吸に関わる身体の各所が、
どう変化しているのかを見てきました。

なんとなく持久的なトレーニングを続けるよりも、
身体の中でどんなことが起きているか意識しながら
運動を行っていく方が、
やる気も出るし、姿勢や呼吸への集中力も
変わってくるのではないでしょうか!

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