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加齢と肉体の変化②
前回は年齢を重ねることで、
身体に現れる不調として“老眼”と“加齢臭”について考えてみました。
昨年に引き続き大人気アニメ鬼滅の刃では、
身体が衰えない存在として鬼が出てきますね。
どの時代でも人間は不老不死を求めていました。
肉体を若く保つことは人類のロマンだった(今も?)んですね~。
日本の古典でも竹取物語(かぐや姫)の中で不死の薬が出てきます。
漫画キングダムでもおなじみの秦の始皇帝にも、
不老不死の薬に関する話があります。
秦の始皇帝が不老不死の妙薬を探すために、
徐福(じょふく)という遣いを日本に送ったと言われているようです。
薬を求めた徐福が富士山の麓を訪れたらしく、
富士山周辺には、徐福にまつわる伝説が今も多く残っているようですよ!
クローンやサイボーグなんかも、
科学の力を使って不老不死を追い求めた結果でしょうか。
アンチエイジングに触れているこちらの記事も見て頂けたら嬉しいです。
鬼滅の刃の人気キャラクターである、
炎柱の煉獄さんはかっこいいセリフを言っていました。
「老いることも死ぬことも、人間という儚い生き物の美しさだ」
「老いるからこそ、死ぬからこそ、堪らなく愛おしく、尊いのだ」
名セリフですね!
でも、やっぱり自分の身体から加齢臭が漂っていたら嫌なので……
“老化”については理解しておきましょう💪
というわけで、
今回も引き続き加齢と肉体の変化について見ていこうと思います!
最近ちょろっとしてませんか?排尿トラブル
【症状】
・排尿後も残尿感がある
・排尿後に少量の尿漏れが起きる
・せきやくしゃみで少量漏れる
・重いものを持ったり、ジャンプしたりすると着地で少し漏れる
トイレに入ってすっきりした!と思ってチャックを上げると、
なんだか下半身が温かい……。
加齢によって括約筋が緩むため?と思いきや、
それだけではないようです。
括約筋は老化してもそれほど衰えないそうです。
尿道の角度が変わることにより、
尿道内の上流に残っていたものが流れ出てきてしまう。
という仕組みになっているようです。
男性の尿道にはカーブがあります。
恥骨の下のカーブには尿が残りやすく、
加齢で尿道の一部が太くなる傾向があります。
その分容量は増え、溜まりやすくなるようです。
このカーブに溜まってしまう尿が、
加齢により変わった尿道の角度ではスムーズに出し切れず、
便器の前を離れた途端に「ちょろっ」としてしまうようです。
どうしたら排尿のトラブルを回避できるのでしょうか??
放尿した後に睾丸の後ろを押し上げると
残尿も一掃しやすくなるようです。
なかなか回避できない状況が続くのであれば、
泌尿器科を受診しましょう!
過活動膀胱症とは??
「トイレに行ったばかりなのに!
水の音が聞こえると、なぜかトイレに行きたくなる!!」
「日中に8回以上トイレに行ってしまう……」
「就寝中に尿意で目覚めてしまう……」
上記のような症状がある場合は、過活動膀胱症の可能性があります。
このような症状に悩む人は非常に多く、
40歳以上では12.4%!
8人に一人が悩んでいる症状のようです。
「神経の問題なのか?」
「膀胱自体の加齢変化なのか?」
人によって原因はさまざまのようですが、
治療するには尿を溜めやすくする抗コリン薬を
処方したり、行動療法により治せる可能性があります。
(行動療法としては、1日の排尿パターンを記録して、
少しずつ排尿を減らしていく訓練を行うそうです!)
歯がなくなるどころの話ではない!!歯周病🦷
【症状】
・歯磨きをすると歯茎から出血する
・グラグラする歯がある
・冷たいものが歯にしみる
・歯茎が赤くはれている
・口臭がひどくなった
なぜ歯周病になってしまうのでしょうか?🦷
口の中には約700種類、100億個の細菌が生息しているそうです。
その中の70%が善玉菌と日和見菌で構成されています。
残りの30%が悪玉菌とされています。
平和な口内世界のパワーバランスが崩れてしまうような、
生活習慣を続けてしまうと、
悪玉菌が増殖してしまい歯周病を招き寄せます。
食事で糖質、間食で糖類を摂取しすぎると、
そのたびに口内は酸性に傾いてしまいます。
すると歯が溶け始めてしまい、
糖により白血球の動きが低下してしまう。
結果的に歯周病菌の活動を抑えられなくなり、
悪化すると歯を失うことになってしまいます。
さらに放置すると……
悪玉菌が血流にのって全身に回ってしまい、
全身の血管内に慢性炎症を引き起こす可能性もあります😱
どうすれば歯周病を避けられるのか!?
食後に歯を磨く!!
もちろんこれが基本です。
歯と歯の間や、歯と歯茎の境界にも
食べカスを残さないようにしっかり磨きましょう。
しかし、ただの歯磨きだけではなかなか厳しい現実です。
歯と歯茎の境界にある歯肉溝に形成されるのが、
“歯周ポケット”といわれます。
通常の歯ブラシでは歯周ポケットの底まで、
ブラシが届かないのです……。
なので、3カ月に一回程度は歯科を受診して、
食べカスと歯周病菌を生み出した菌垢、
歯石を除去してもらうのが良いそうです。
日常のケアであれば、
デンタルフロスで歯間を掃除するのもおススメです。
2回に渡って老化と身体の変化について考えてみました。
原因と対策を知って少しでも進行を遅れさせて、
若々しく元気な生活を送れるようにしましょう!
健康には適度な運動と適切な食事、身体の状態を意識することが大事!
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