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糖について考える①
糖質制限はダイエット革命でした。スーパーやコンビニでは数多くのゼロ食品やオフ食品が並び、挑戦された方もいらっしゃると思います。その後調子はいかがですか?
無理に制限して体調が悪くなったり、頭がまわらない状態で生活して何をやっても調子が上がらなかったりした経験ありませんか?また我慢した反動、過剰な炭水化物を摂取したり、トレーニングをしていても普段よりパワーが出ないで「今日の練習意味あったのかな?」なんて考えながらシャワーを浴びていたりしていませんか?
実際に私の経験した中では、「糖質カット+仕事のストレス」が1番精神的にきつかったです。きつかったです。という実体験ではないですが、実際に会社の先輩が倒れてしまった時はこのタイミングでした。これはもはや健康を害していて身体に悪いなと感じました。まだタバコを吸った方が健康に良いと思いました。
また私は普段の実践練習で必ず動画を撮っていますが、その日の体調によってスピードやキレが変わってくるのも、摂った食事の内容やタイミングなど気にかかるところがいつもあります。
糖質制限は一つの方法ですが、カラダのことを改めて見直したら、
糖との付き合い方について少し変わってくると思います。
まず確認ですが、炭水化物と糖質は同じものではないです。
炭水化物とは、糖質+食物繊維で構成されたものを指します。
そして糖質は、デンプンや多糖類、糖アルコール、単糖類、二糖類と分類がありますが、
糖質を摂取すると、腸内で分子量の小さい単糖類(ブドウ糖)にまで分解され体内に吸収されていきます。
そして血液中に糖(ブドウ糖)が流れ込み血糖値を上げ細胞でエネルギーとして使われます。
まぁだいぶ簡単にざっくり言いましたが、要はブドウ糖こそもっとも優秀なエネルギー源なんです。
ブドウ糖なしでは脳も働かないし筋肉も動かせないのです。
疲れた時に甘い物がほしくなったり、寝起きで朝食をもぐもぐしているうちに目が覚めてきたり、
という経験は、体内にある糖の濃度よって変化が起きているのでしょう。
もっとも優秀なエネルギー=最優先で意識すべき食べ物
であることも言えるでしょう。
第一段階としてはここをきちんと考えて食生活するだけでも大きな変化があるはずです。
糖質の摂り過ぎは肥満の原因でありますが、だからこそ糖質の質にこだわることが大事だと思います。
タンパク質ならアミノ酸スコアの高い物を選びたいし、脂質はトランス脂肪酸などの有害なものを避けて魚油のような良質のものを摂りたいもの。
同様に糖質も量だけでなく中身にも目を向けていきたい。同じ糖質でもブドウ糖やショ糖のように
血糖値を上げやすい単糖類や二糖類より、デンプンのように血糖値を上げにくい多糖類から摂ったり、
まぁちょっと分かりにくくなってきましたが、要はご飯やパンというったデンプン主体の食品でも、
精製度が低く、食物繊維が多く、血糖値の上昇が緩やかで、GI値が低いもの。を摂るのが良いです。(全麦パンと食パンとでは、同じ炭水化物ですが全く別物です。)
なぜ血糖値の上昇が緩やかな方が良いかというのは、
血糖を下げるために働く、すい臓から分泌されるインスリンが関係しています。
インスリンは、ブドウ糖を全身の筋肉や脂肪組織、肝臓などに取り込む働きをしてくれるのですが、脂肪を合成したり、脂肪の分解を抑制する働きもあるため、
急激に上昇した血糖値を下げるためにインスリンも大量に放出され、組織で脂肪が蓄積されてしまうのです。
それが肥満の原因、太るメカニズムです。
ということは、血糖値が緩やかに上昇する食物をとるように心掛ければ、いつもインスリンも適量になり、脂肪の蓄積を最小にとどめてくれるわけです。
食品別GI値早見表(全国健康保険協会より)
具体的にはこの表に載っていますが、玄米、ライ麦パン、サツマイモ、オールブランなど挙げられます。
一方、白米、精白小麦パンやうどん、シリアル、じゃがいも、清涼飲料水は、すぐに吸収され血糖値を急上昇させる代表格です。
とは言いましたが、なにも白米が絶対悪とは言いませんし(米は日本の心)、必要な時もありますし、食べたい時は食べた方が健康的だと私は思います。
徐々にでも良いので糖質の質にこだわってみてはいかがでしょうか?
最後に究極を言います。今この話を読んで、「めんどくさい」と思った方へ。
毎日ゴーパンダジムでトレーナーにしごかれながらトレーニングすれば確実に健康的な身体になれます。
一旦この話はなかったことにしていただて構いません。
それではご来店お待ちしております。
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