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早起きは三文の得
ここのところ天気の良い朝が続いて気持ちいいですね。
久しぶりにコラムでも書いてみよう。という気に。
何事も継続することが大切なので定期的に書けるように、
今年は頑張ってみます。
自宅向かいの家に猫がいて、陽だまりでゴロゴロしているのを見ると笑顔になってしまいます。
猫はいつまでも寝坊していますが……
「早起きは良い」ということは
誰もが知っていることですよね。
でも、それは小さい頃から言われてきたことだから、
なんとなく「早起きは良い」と思っているだけであり、
具体的に何が良いのかを理解している人は少ないのではないでしょうか。
早起きは三文の得という言葉の由来
有名なことわざです。でもなんで
早起きすると三文の得が出来るのでしょうか?
諸説あるようですが、
一つの説に「奈良の鹿」説があります。
奈良公園には1200頭ほどの鹿が
今ものんびり生活しています。
奈良の人々にとって鹿は「神の使い」
とされて保護する対象だったらしいです。
神の使いも現代では交通事故や病気で
死ぬことがあります。諸行無常です。
その鹿の体が不運にも家の前で発見された場合、
家主は罰金として
「三文」を支払わなくてはいけないという
かなり理不尽な規則がありました。
そのため、
どの家も早起きして家の前を確認するようになりました!
もし鹿の死体があった場合には、
こっそりと隣の家の前に移動させていたのです。
神の使いの押し付け合いです。
最終的には、
どの家も早起きをするようになったため、
寝坊した家が罰金を払わなくてはいけなかったそうです。
この話から
「早く起きると罰金三文を払わなくて良い」
=「三文得した」
=「早起きは三文の得」
と言われるようになったそうです。
早起きは健康にも良い
早起きは三文の徳の由来について書きましたが、
もちろん“ことわざ”だけのことではありません。
朝しっかり起きて体のリズムを整えることは、
健康に過ごすために重要なことです。
狩猟時代では、
男性が朝から外を走り回り獲物を狩っていました。
彼らが家族の待っている洞穴に帰ってきて囲む食卓には、
狩りで手に入れた獣肉と木の実が並んでいました。
食事を終えた一家は周囲が暗くなると一緒に就寝です。
狩猟時代は地球と同じリズムで生活していたのです。
しかし、照明が登場して夜でも明るい生活が始まると
人間の生活リズムは乱れていきました。
人々は太り出したり、
病気にもかかりやすくなったりしました。
これは偶然でしょうか?
人間に限らず生き物には、
1日の中で体温や血圧やホルモン分泌が
高まる時間が決まっています。
例えば、
糖質の代謝を促すインスリンが多く分泌されるのは
朝と昼であり、夜は少なくなっております。
狩猟時代のように朝昼にしっかり活動して
食事も摂るという生活であればいいのですが、
現代では夜中でもがっつり食べることが出来る
世界になってしまいました。
その結果、
肥満や生活習慣病が引き起こされてしまっています。
つまり、
地球と生活リズムがずれて体内時計が狂って
しまうことは健康を害する要因になっているのです。
この体内時計、
じつは「時計遺伝子」という
全身にあるタンパク物質が動かす役割を担っていまず。
時計遺伝子は全身の細胞にあり、
バラバラに動いてしまっているのですが、
中枢となる脳にある時計で調整することが出来ます。
それぞれが微妙に違う早さで動いてしまっている
時計遺伝子をリセットするためには、
朝一発目に太陽の光を目から取り入れ、
中枢となる脳の時計遺伝子を
刺激することで可能になります。
時計遺伝子が調整されることで、
人体はいつどんな働きをすればよいかを理解し、
ベストのパフォーマンスを発揮するようになります。
当然、
代謝も良くなるし
食欲を制御するホルモンも分泌されるのです!
逆に食欲を制御するホルモンが分泌されなくなったら…
食欲は暴走!!!
暴飲暴食に走るかもしれないのです。
早寝早起き朝ごはん!で身体を整える
朝の光とともに大切なのが朝食です。
朝食を食べることも体内時計を調整するために
大きな役割を担っています。
🌞朝の日光→目→脳にある
中枢となる体内時計の調整
🍞朝食→各臓器→
→各細胞にある体内時計の調整
食事は各臓器から末梢の時計遺伝子に
影響を与える役割となるのです!
小さい頃から言われていた
「朝ごはんは大事だよ」という言葉は
科学的にも意味があることだったんですね。
今回はこんなところで。
次回はより
具体的な朝食メニューや
休日の寝坊の怖さについてお伝えいたします!!
お楽しみにしてください。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
ゴーパンダジムの営業時間は、
平日13:00~22:00
土日祝日13:00~18:00
朝しっかり起きたらジムへ行って汗を流すのもいいですね!
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